インドの西部、パキスタン国境に近いカッチ地方に住む民族、ラバーリー ラバーリーは刺繍作業の際に下絵を描かないことが多い。最初に鎖縫い技法で大まかなアウトラインを布に施し、 その後、石などでまるく削られた鏡を布に縫い付け、その周囲の空間を徐々…
ラバーリーの刺繍布は、一つの模様の途中から糸の色が変わっていたりすることもある。 それは、各自の所有する限られた糸の中から刺繍を行うため。ちぐはぐな配色ではあるが、作り手の生活に根付いた、人間味あふれる布。 彼女たちが現在のように多様な刺繍…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。