カディの村を訪れたときも

雨降りの今日から3日間、11（木）、12（金）、13（土）13:00～オープンしております！

カディの村を訪れたときもたしか今日みたいな湿度の日でした。

インドは雨季、いつものごとく幾人も尋ね歩き、なんとなくそっち方面にこうやって行けばよいということがわかり、バスやジープを乗り継ぎ、おそらくそうであろう場所へ向かいました。満員の乗り合いジープの荷台になんとかつかまり、後ろにはみ出し加減に乗り込んだのはいいものの、途中、真っ暗なスコールに遭遇し、屋根の雨漏り、赤土の水たまり跳ねもしっかりと受けとめ、下車するころには体の後ろ半分がずぶ濡れになっていました。

着いたそこは街の喧騒とはかけ離れた、まるでカディのように素朴で人も犬も落ち着いた村でした。

世界共通語扱いされている英語が当たり前に通じない人たちとのコミュニケーションはやっぱり楽しく、その流れで少年の自転車を借り、彼を後ろに乗せて案内してもらえることになり、民家で結婚祝いしているのを横目に細い路地をずんずん進み着いたところは静かで看板も表札もカディのखाの字もなく、奥でカタカタと音のする戸を開けるとそこには素晴らしい光景が広がっていました。

カディの村