yattraブログ

島根県の中山間地域でヤギやウコッケイたちと持続可能な農的暮らしをはじめました。無農薬のお米や野菜をつくっています。

インド

美しい世界

20代の頃、インドのヴリンダーバンという町で今にも死にそうなおばあちゃんが車で運ばれて行くのを見ました。おばあちゃんは震えながら「ハレクリシュナ…」と言いつづけ、両手を固く結びお祈りしていました。 その光景がずっと目に焼き付いています。 私は泣…

カディの村を訪れたときも

雨降りの今日から3日間、11(木)、12(金)、13(土)13:00~オープンしております! カディの村を訪れたときもたしか今日みたいな湿度の日でした。 インドは雨季、いつものごとく幾人も尋ね歩き、なんとなくそっち方面にこうやって行けばよいということが…

「手縫いTシャツ・ワークショップ」

yattraの木版更紗を使ってTシャツを作るワークショップを開催いたします。 洋服のお直しやオーダーメイドの服作り、洋裁教室などで活躍されている渡邉知栄さんに教えていただきます。 シャツの生地は、yattraのインド木版更紗からお好きな柄を選んでいただき…

魅惑のナチュラルソープ

本日19(金)より3日間、13:00-日暮れでヤットラオープンしています。 インドのアジュラクプリントは、基本的に自然から採れるものでつくられています。 なかでも惹かれるのが、始めに生地の糊や不要なものを落とすための洗いにラクダのフンが使われていて(魅…

アジュラク・インディゴ・ストール

手彫りの木版と天然染料を使い、媒染、防染、捺染、洗濯、天日干しを数回繰り返すことでアジュラク・プリントは仕上がります。 なかでもインディゴはとってもかっこよく、風合いの経年変化も楽しみです。 「旅する布展@D_MALL京都」は4月3日(水)までです!

アジュラク・ダブル・プリント

「旅する布展@D_MALL 京都」 アジュラク・プリントの木版捺染が生地両面に施された(高度な技術!)ドゥパタ、ぜひ観ていただきたいです! 印度木版更紗の計り売りもしています。必要分だけお求めいただけます。 ありがたいことに今期間中たくさんの方方にみて…

SAVVY5月号 「暮らしの道具が買える店」

3/23発売のSAVVY5月号 「暮らしの道具が買える店 特集」に載せていただいてます。 ありがとうございます。 服やストール、バッグ、風呂敷、カーテン、間仕切りetc.いろんな可能性を秘める布、インドからやってきた木版更紗たちは、4月3日までD_MALL京都店に…

旅立ったアジュラクストールと再会

D_MALLでの展示販売会 初日 昨年の展示会で旅立ったアジュラクストールに再会しました。直接お話しはできませんでしたが、アジュラクはその方に寄り添っていました。良い家族の元へ落ちつき、素敵な時間を過ごしているのだな、心のなかでありがとうと言いま…

ラバリの自家製羊毛ショール

朝晩が涼しくなってきて、ここでも秋冬の布たちが登場の準備をしています。ラバリの自家製羊毛ショール 濃紺の夜空に絞りの星が瞬く斜めから光を受け、風になびく姿、かっこよすぎる!

牛舎と畑と工房と

このメリノウールのショールは、インド西部の小さな牛舎と畑が隣接した工房でひとつひとつ織られています。 所謂インドのイメージとは違って、牛の足音が聞こえるほど静かで穏やかな環境で、ここに居るだけで平和な気持ちになります。

5月の営業日とラバリ・ポーチ

岡崎ワンダーマーケットでお会いしたみなさま、ありがとうございました!実りある出逢いと再会でお腹と胸いっぱいになりました。ほんとに素敵な方たち。きっと、いつかまたお話できる日が来る、そう願います。 5月の営業日:3(木),4(金),10(木),11(金),12(土…

その人のことを想い つくる

外へ出ると生きものたちがとてもよい表情をしています。 ここの庭も居心地よく、土や葉っぱに触れていると足早に時間が過ぎていきます。先日のこと、近くのスーパーマーケットは夕飯の買い物客でにぎわいはじめていて、僕も野菜や粉やおあげさんを見ていると…

アジュラク・プリント

アジュラク・プリントは西インドの特定の地域のみで作られている、インディゴとインド茜を主体とした植物由来の染料を用いた木版プリントです。50年ほど前、効率やコスト面からこの土地でも化学染料を使用するようになりましたが、出来上がる製品の顔、制作…

お嫁にいく娘へ

お嫁にいく娘へ お母さんが家事の合間を縫って、ちくちくと、決して短くない時間をかけてつくるその後、何らかの理由で上部が切り離される 生活のなかで使用するのにちょうどよいサイズがこれだったのかもしれない彼女たちにとって生地はもちろん糸も貴重な…

インディゴ・ブロックプリント・ストール

やわらかでかっこいい「インディゴ・ブロックプリント・ストール」 ノース・インディア出身のベジタブル・ダイ世代や年齢という垣根を軽く越えてくれます

yattraの木版更紗は

印度の木版更紗は模様にあわせて染めや洗いを繰り返し、大地の上で思い切りのびした状態で乾かされます。 日本の土のような湿気を含んだものではなく、からからに乾いた砂状の土が時々生地に付着したまま巻かれることがあり、仕入れ先でそれを発見するともう…

多彩で刺激的で優しいところ

パキスタンやアフガニスタンをルーツとする民族、放牧やラクダなど動物による運搬が生業のノマドのような民、乾いた大地で綿や野菜果物をつくる農耕民、染織や工芸を追求するイスラムやヒンドゥの人たち。 今回の旅で訪れた地域は、インドのなかでも多彩で刺…

帰国、3月の予定などなど

インドより帰国しました。 今回は概ね初めて訪れる地で、何か具体的な場所やアポはまったく無く、それでもとても楽しみでした。行き当たりばったり、ぶっつけ本番、期待と不安で気持ちが揺れる、やっぱり旅はよい!てくてくと訪問した先では素敵な出逢いがあ…

梅雨とカディコットン

梅雨の真っ只中、水分補給と汗のリレーが続いています。インドの雨季も同じようにじめじめしていて、汗の似合う働き者たちは吸水速乾性に優れたカディをさりげなく、かっこよく使っています。yattraでは、ハンカチからバスタオルサイズまで(ほとんどが1点も…

3月の営業日

だいぶん日差しもつよくあたたかくなりました。我家は風邪ひき週間となりました。ほんとに体が資本ですね。。 □営業日(-3月31日):11(土),16(木),17(金),18(土),23(木),24(金),25(土),30(木),31(金)13時-夕方 ほんのり汗をかきはじめる時期は、吸水性・速乾…

カディコットンのストール

インドの手紡ぎ手織り綿、カディ歴史は古く、英国からの独立など激動の時代にも揺らぐことなく、むしろインドという多様で広大な土地で働く人の象徴的存在でもありました。いまインドではある意味で手軽な化繊や化染がポピュラーになっていますが、 自分の価…

ヒマラヤからやってきた靴下

葉っぱも真っ赤に染まって空気もひんやり、いよいよ冬ですね さてと、今年もこれでのりきります ウールの靴下 他にもヤクウール、アンゴラウールなどあります ヒマラヤの山裾に暮らす女の人は、気温のわりに強い日差しの降りそそぐ庭先や縁側のようなところ…

旅する布とヨガ

寒くなってきましたね。風邪などひかれていませんか?私はひきましたよ昨日から本格的に喉の痛みと風邪っぽいモワンとした感じ、これはいかんと薬を飲んで寝ましたインドで買った消費期限切れの風邪薬だったのですが大丈夫でしょうか そんなこんなで来週末 …

しましまのストーリー ―インド更紗などなど―

「旅する布yattra」は、年末年始にインドを旅しました。 乾燥地帯のラジャスタンや、パキスタンとの国境寄りの身元チェックが厳しい場所、名前の通りヒマラヤを臨むヒマーチャルプラデーシュ。 ちょうど北インドは冬で、しかも寒波がやってきたところでした…

レシピ本

どこからか声が聞こえたのか、ここ最近、ロールケーキを焼きつづけている寺島。 作っているときはいつもロックンロールな感じらしい。 そんな彼女、いつも目分量なのかと思いきや、きっちりと分量をはかっているようです。分量や温度は、おいしいパンやケー…

旅レポート2

チャイ屋で出逢った少年 赤いジャージが似合ってる ヤギを飼ってる少女 やさしい笑顔 バイクと少年 どこまでもある夢 わたしは羨ましくなった

どうしてもヒマラヤがみたかった

今回のインドは主に北西部のラジャスターン州を旅したのですが、 やっぱり どうしても ヒマラヤ山脈がみたくて終盤は北部のヒマーチャルプラデーシュ州のマナリに移動しました。 移動時間はバスで26時間であります。バスからの流れる景色をみながら、いろ…

旅レポート

年をまたいでインドへ行ってきました。 今回は私にとって厳しい旅となりました。 体調が良い!という日はなく、カレーも食べる気になれず「きつねうどんが食べたい〜」と半泣きになりながらバナナをかじっていました。帰国してからも急性腸炎になったり(毎…

顔写真入りでデザイン一新!インドビザ取得

インドビザを受取りにいってきました。 受領時間が16から17時だったので、ぼつぼつと16時すぎに到着。 部屋に入ると、すでにソファは満席状態。でも、待ち時間はさほどかかりません。 申請のときほどは。 申請に関しては、オンラインになっても相変わらずた…

インドの新年

ヒンドゥ教の新年・ディワリが始まっています。 インドでは、1月1日は平日と変わらず、ほとんど何も変化ありません。でも、インド暦の新年にあたるこの時期には5日ほどかけてお祝いをします。 僕たちも2009年にディワリを経験しましたが、なかなかにぎやか…