yattraブログ

島根県の中山間地域でヤギやウコッケイたちと持続可能な農的暮らしをはじめました。無農薬のお米や野菜をつくっています。

岡崎ワンダーマーケット

「この日は左京ワンダーに行くからちょっとそっちに寄れそうにないわ」 もういつのことだったかも忘れたけど、僕たちが左京区に住む前、誰かを何かに誘ったときにこう言われました。 「左京ワンダーって何?」 当時の僕は知らなかったのです。 左京区の大学…

ラバリの自家製羊毛ショール

朝晩が涼しくなってきて、ここでも秋冬の布たちが登場の準備をしています。ラバリの自家製羊毛ショール 濃紺の夜空に絞りの星が瞬く斜めから光を受け、風になびく姿、かっこよすぎる!

牛舎と畑と工房と

このメリノウールのショールは、インド西部の小さな牛舎と畑が隣接した工房でひとつひとつ織られています。 所謂インドのイメージとは違って、牛の足音が聞こえるほど静かで穏やかな環境で、ここに居るだけで平和な気持ちになります。

ラオス・アンティーク・巻きスカート

ラオス北部 巻きスカート草木染め 藍本建て 手織り

ナガランド

夜中から降りつづいている雨も、どうやら今日は一日中のようです。 この薄明るいしっとりした感じ、、 何年か前に映画にもなっていた、山岳鉄道にゴトゴト揺られやってきたのはヒマラヤをパノラマ眺望することもできると言われる標高2000m超の山町。 日本で…

サロン

もうずいぶんと前になりますが、大学生のころ、卒業したら旅に出よう!と思い立ち、授業の合間や一人でいるときにいろんな旅をイメージしていました。 そのひとつが、インドネシアの島々を船で巡るというもの できるだけ多くの島に行ってみたくて(当時はイ…

ホーローやポンポン

外は本格的に寒くなりはじめましたが、いよいよ植物の色が渋くなってきておでかけの楽しい時期ですね。 タイでビビッときた、琺瑯のお鍋やお弁当箱も入荷しております。 タイの人が外でお弁当食べてる場面に遭遇したことはありませんが(ゆっくりできるとこ…

パーカオマー

寒くなりましたね。 買い付けの旅から帰国し、はや3週間が経とうとしております。 報告が遅くなりましたが、今回はタイに行っておりました。 十数年ぶりに降り立ったバンコクは予想通り?とても大きな都市になっていて、食事処や宿、インフラも整って、旅慣…

レンテン族

レンテンの村には、数戸の家で形成される集落が点々と在る。 くねくねと雨でぬかるんだ泥を避けながら、各集落を訪れる。 いくつかの家庭で生地を見せていただいた。 家の奥からたくさんの生地をひっぱり出して、玄関先に広げていると、通りがかりの人も、そ…

つくること

レンテン族。 ラオスに興味を持ちはじめたころに、この民族の存在を知った。 巷で少数民族と呼ばれる人たちは、昔も今も山奥でただひっそりと暮しているのではなく、僕たちには理解できないような難しい時代を経て生活している人たちもたくさんいて、だから…

しましまのストーリー ―インド更紗などなど―

「旅する布yattra」は、年末年始にインドを旅しました。 乾燥地帯のラジャスタンや、パキスタンとの国境寄りの身元チェックが厳しい場所、名前の通りヒマラヤを臨むヒマーチャルプラデーシュ。 ちょうど北インドは冬で、しかも寒波がやってきたところでした…

旅レポート

年をまたいでインドへ行ってきました。 今回は私にとって厳しい旅となりました。 体調が良い!という日はなく、カレーも食べる気になれず「きつねうどんが食べたい〜」と半泣きになりながらバナナをかじっていました。帰国してからも急性腸炎になったり(毎…

アルパカウール

いよいよ、いよいよ寒くなりましたね。湯たんぽ 生姜湯 アルパカは冬の必須アイテムではなかろうか アルパカ!? アルパカウールですこれがあったかいんです アルパカはペルーやボリビアの南米アンデス山脈4000m前後で−20℃にもなる寒い高地に生息しています…

旅する布yattra 〜どこかとおくへいきたいな〜

一昨日、galleryMainでの展示会が閉幕しました。 昨日、搬出を済ませてそのまま商品のお届けに伺いました。 訪問先では、私たちがお礼を言う立場なのに、実になるお話やコーヒーをご馳走していただいたり、 本当に感謝しております。 その布は、アフガニスタ…

出逢い

10/19〜展示がはじまります今回はyattraオリジナルのスカートも販売します。 インド綿の柔らかい生地なのでとても履きやすいです スカートに文字とか山の形とかの刺繍をいれています 旅へいざなうスカートです* yattraでは私達がいいなと思う布しか扱いませ…

世界中で織られている

DMが刷りあがり、少しずついろんなところへ運ばれてゆきます。 ちょいと話は変わりますが、先日万博の国立民族学博物館(みんぱく)で開催されている「織り」の企画展を見に行ってきました。 会場に入ると、意外と狭いなと感じましたが、なんのその。いざ見始…

残るもの

只今、前回仕入れた布で敷物を制作中です ふと 100年後この布はのこっているのか… なんて考えてみる 生き物や人は死んでしまうけど ものは残る もしかしたら100年たった布は擦り切れて跡形もなくなるかもしれない たまに 布からその時使われていた時の(100…

パーカオマー

タイの万能布・パーカオマー 色とりどりのチェック模様 何にでも使えるユーティリティプレイヤー その働く姿はなかなか格好いいのである http://www.youtube.com/watch?v=YxpBLDuh7ts ↑この動画はイメージを喚起させるかも (西山)

アフガニスタンのはんかちーふ

カラフルでたのしそうでちゃかちゃか♪ リズムの良さそうな素敵な布をみつけました アフガニスタンのハンカチサイズの布…ハンカチにしては繊細な手刺繍が施されていて、見ていて飽きない 額に入れて飾ってみるのもよいかもしれません 部屋が楽しくなりそうで…

yattra

ここではないどこかへ行きたかった 違う世界をみるために たくさん旅したかった でも旅なんて準備しなくたっていつでもできる と思うようになった お料理してる時も(お鍋の中の野菜達と) 絵を描いている時も(鉛筆の線と一緒に) 近所を散歩している時も(…

下絵なし

インドの西部、パキスタン国境に近いカッチ地方に住む民族、ラバーリー ラバーリーは刺繍作業の際に下絵を描かないことが多い。最初に鎖縫い技法で大まかなアウトラインを布に施し、 その後、石などでまるく削られた鏡を布に縫い付け、その周囲の空間を徐々…

刺繍による伝承

ラバーリーの刺繍布は、一つの模様の途中から糸の色が変わっていたりすることもある。 それは、各自の所有する限られた糸の中から刺繍を行うため。ちぐはぐな配色ではあるが、作り手の生活に根付いた、人間味あふれる布。 彼女たちが現在のように多様な刺繍…