サロン
もうずいぶんと前になりますが、大学生のころ、卒業したら旅に出よう!と思い立ち、授業の合間や一人でいるときにいろんな旅をイメージしていました。
そのひとつが、インドネシアの島々を船で巡るというもの
できるだけ多くの島に行ってみたくて(当時はインターネットでいろいろと検索する術を知らなかったものですから)船の時刻表みたいなのをどこからか探しだしてきて、ほぼそれだけを頼りに本気でシュミレーションしていました。
次第にわかってきました、インドネシアの島から島への海上移動は日本の電車乗り換えとは程遠い、ものすごくすごく時間がかかる。
さらに、この時刻表らしきものの信憑性まで揺らいできました。
一体これは何ヶ月間の旅になるのだろう
その間、無人のアパートの家賃や光熱費を払い続けなくてはならないのか
(LCCも普及していない時代でしたので)手間のかかる(茫漠としたスケジュールに合う)往復航空券の手配をどうするか
自分はどんな旅がしたいのか
数ヵ月後、どういうわけか大阪発上海行きの船に揺られながら、中国人と本気の卓球をしていました。
憧れの地・インドネシアやマレー半島で人々が腰巻布として愛用している「サロン」
こんな布があちこちで見られる、彼の地を再び想像する
幅90〜100cm、長さ180cmくらいの大きめの布です。重くもないので多用途に使えます。
チェック柄もあります。