ナガランド
夜中から降りつづいている雨も、どうやら今日は一日中のようです。
この薄明るいしっとりした感じ、、
何年か前に映画にもなっていた、山岳鉄道にゴトゴト揺られやってきたのはヒマラヤをパノラマ眺望することもできると言われる標高2000m超の山町。
日本でもそこかしこで目にする紅茶の産地。これほどの茶葉の量、一体どんな畑が広がっているのか。
がしかし着いてみると雨つづきの毎日で、遠くは雲や霧に覆われる。残念ながらこのタイミングにはまってしまうと、少しでも晴れ間が見えたりすることはほとんどないという。
でも日程に余裕のある人は気を落とさないでほしい
さらに奥に進んでいくと、これまで入域が厳しく制限されていた、インド北東部がいまは許可証無しで訪問できるようになったのです!(中国と接しているアルナーチャル・プラデシュ州は例外のようです)
そのなかでもひときわ惹かれるのは、ミャンマーのお隣、ナガランド州。
だいぶん前の、ロンリープラネットではこう紹介されています。
「ナガ族の伝統文化は急速に失われつつあるが、今のところは『ナショナルジオグラフィック』誌の誌面でしか目にできないような人々の暮らしを見せてくれる、のぞき窓のような州だといえるだろう」
これはすごい、行きたくなりますね。
まだインフラも整っておらず移動には苦慮し、情報も少ないため治安などにも注意が必要ですが、このたび入域制限が緩和されたことで、ナガランドの文化は大きく変わっていくことも考えられます。
yattraでは、そのナガランドや周辺に暮らす、ナガ族の布もご覧になれます。
どれをとっても流行り廃りとは無縁の、彼らの歴史や文化を象徴するような布。
かっこいい布、これからも作りつづけてほしいな。